Aousagi

薄闇シルエット

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今日、読み終わった、角田光代さんの小説『薄闇シルエット』。

37歳、独身の主人公が付き合っていた彼氏から結婚してやると言われるシーンから始まる物語。37歳でプロポーズされたら、普通はOKするのでは?って思うけれど、主人公はそれを断わる。はじめは、主人公の気持ちはあんまり分からなかったけど、読み進めていくうちに、この主人公の考えに納得し、きっと私も主人公と同じ立場だったら同じ様にしたのだろうと思う。
私も結婚願望はあまり無かった。結婚なんてつまらないと思っていた。
20代の後半まで『結婚したくない』と思っていたし、親にもそう言っていたから、結婚すると言い出した私に、両親は喜ぶより先に、びっくりしていた。
私も、なんで結婚したいと思ったのかは、はっきり分からない。
この物語に出てくる女の子たちもみんな、結婚する事にはっきりした理由なんか無いのではないか…と思ったりした。
途中で、主人公が『自分には何にも無い』と呆然とするシーンがあって、とても共感し、そのあと怖くなってしまった。
私も、まだまだ大人になれません。

薄闇シルエット(アマゾン)
著者:角田光代
価格:540円

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