Aousagi

夢野久作 ドグラ・マグラ

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夜、寝る前に少しづつ読んでいた夢野久作さんの小説『ドグラ・マグラ』を、ついに読み終えてしまった…。

中盤、私には、難解な部分が出て来て、最後まで読み切れるかな…なんて思ったけど、後半は、面白すぎて、先を読みたいけど、読み終わってしまうのが惜しい…という感情が湧いたほど。そして、最後の最後まで、どう完結するのか予測できなかった。

夢野久作さんの世界観は好きです。

小説の巻頭歌

胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか

この意味が、分かってくるにつれて、言いようも無い恐怖に襲われます。

胎児は、産まれてくるまでの十ヶ月の間にひとつの夢を見ているっていう発想が素敵です。しかも、その夢は、胎児自身の最古の祖先(単細胞式微生物)から現在に至るまでの数億年にわたる夢だというからすごい。

私も胎児だった頃に、昔の地球の天変地異とか、先祖がどんな人だったかとか全部夢で見ていたのかな…などと想像すると、なんだか楽しいより怖いですよね。

自分ではどうする事もできない大きな力に支配されている気がして…。

夢野久作さんにはまってしまったので、次は『少女地獄』を読んでみたい。

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